老犬の食事方法について
はじめに
犬は人間と同じく、歳をとると歯や飲み込む力が弱くなります。
そのうえ、立つことができなくなる犬がほとんどなので、横になったまま食事をさせることが当たり前になることでしょう。
鼻や目も弱り、食べ物がその場にあることさえわからなくなる愛犬の食事は、どうすれば良いのでしょうか?
食べ物について
歯や飲み込む力が弱くなってくると、当然ドライフードは食べられなくなります。
そのうえ、犬は元々積極的に水を飲む生き物ではないため、脱水症状や便秘を起こすこともあるでしょう。
どのように工夫をすれば良いのでしょうか?
ドライフードはふやかして
ドライフードはぬるま湯でふやかしてあげましょう。
その際、熱湯はフードの栄養価を損なう場合がありますので、必ずぬるま湯でふやかしてください。
ぬるま湯でふやかせば水分も一緒に摂れますので、一石二鳥です。
ウェットフードや缶詰を使用しても大丈夫ですが、下痢をする場合には調節がしにくいので注意をして下さい。
便が出にくくなってしまった場合や、薬を沢山混ぜるために食いつきが悪くなったら、ドッグフードにヨーグルトをかけてあげることをお勧めします。
質の高いヨーグルトほど食いつきはもちろん、便の出も良くなりますし、水分にもなり万能です。